動物たちの夜の姿を楽しむイベント 特別なアトラクションも 夏休みの子どもなどでにぎわう 秋田市・大森山動物園
動物たちの夜の姿を楽しめるイベントが秋田市の大森山動物園で開かれています。
天候にも恵まれた昨夜は夏休み中の子どもなど、多くの人が訪れました。
今年で33回目を数える、夜の動物園。
親
「おいでーって」
子ども
「お・い・でーーーー」
親
「きたきたきた」
日中は見られない、動物たちの夜の姿を楽しむことができます。
記者
「夜見るの初めて?」
子ども
「あぁ」
記者
「お昼に見てるのと違う?」
子ども
「特にそれはない」
親
「あるでしょー」
子ども
「えー分かんない」
子ども
「象が鼻を出しているところを見た」
子ども
「あと、何か歩いているところ」
記者
「何の動物見たい?」
子ども
「トラ」
子ども
「トラ あと怖い動物」
子どもたちの人気を集めているのが、夜行性動物の中でもトラやライオン、オオカミなどの猛獣です。
親
「一緒に撮ったら」
子ども
「やだー」
親
「はいチーズ」
「めっちゃ近くに来てる」「カッコいい」
子ども
「朝だとこんなに前を通んないけど、夜だとこの前通るから夜の方が見やすいなーって」
カメラマン(子どもが撮った写真を見て)
「おー迫力あるね」
子ども
「元気に生活してるんだなって思いました」
子ども
「鳥とかすごい鳴いてたりしてました』
記者
「見てどうだった?」
子ども
「すごいかわいいな~って」
記者
「特に一番気になっている動物?」
親
「マントヒヒですかねー」
子ども
「大きいクマとか見たいなって思います」
親
「夜だとまた動物の見方も違うので今日は楽しみに来ました。ね、楽しい?」
子ども
「うん」
親
「アシカは?」
子ども
「ア・シ・カ」
夜の動物園ならではのアトラクションも。
空もすっかり暗くなった午後7時半。
始まったのはカピバラのエサやりです。
飼育員
「ただただ、ひたすら、むしゃむしゃとスイカを食べるだけのイベントとなっております」
「皆さんカピバラの食べている姿で存分に癒し、癒されていただけたらと思います」
普段、与えられることがないスイカにカピバラたちも夢中。
2個のスイカをあっという間に平らげました。
園長 本間弘生さん
「夏ですので日中暑いと少しだらっとした感じの動物もいますけれども、夜になると少しまた動きも出てきますので日中よりも見ていて面白く見て頂けるんじゃないのかなと思います」
子どもから大人まで楽しめる夜の動物園は、秋田市の大森山動物園で15日まで開かれています。