土崎空襲から80年 平和への誓い新たに
日本最後の空襲のひとつ、土崎空襲から80年です。秋田市では犠牲者を追悼する式典が行われ参列者が平和への誓いを新たにしました。
地元の小中学生なども参列した式典では、戦争に使われた砲弾の薬きょうなどを溶かしてつくられた平和の鐘を鳴らし、犠牲者を悼みました。
1945年8月14日の終戦前夜から翌日未明にかけての土崎空襲では250人以上が犠牲になったとされています。
土崎港被爆市民会議 伊藤紀久夫会長
「不幸にして犠牲になられた方々にはまとめられた数字ではなくこの世に生まれてきた証、それぞれに個人の尊厳が込められた名前があり喜怒哀楽のある人生があるはずでした。それが突然奪われさぞ悔しく、無念だったろうと思います。これからも市民の皆様とともに土崎の地から犠牲者の追悼と平和の声を発信していくことを誓い、あいさつといたします」」
土崎空襲から80年。参列者は改めて恒久平和を誓い合いました。