サツマイモを秋田の特産物に!「秋田県さつま芋協議会」を新たに設立 品質向上と産地化に取り組む
サツマイモを秋田の特産物にしようと、新たな団体「秋田県さつま芋協議会」が設立されました。
今後、生産技術を高めサツマイモの品質向上と産地化を進めます。
丸果秋田県青果 高橋良治会長
「なんとしても秋田県を農業で元気にしたい、農業で元気にしたいというのが私共の考えであります」
甘く高品質な秋田のサツマイモを特産物にしようと、15日設立されたのが「秋田県さつま芋協議会」です。
県内5つの生産団体や流通業者、県などがメンバーに加わっています。
地球温暖化の影響でサツマイモの産地が北上するなか、寒暖差が大きい県内では、味の濃いサツマイモを作ることができるということです。
さらに秋田のサツマイモは、熟成するとより糖度が高まるとして県の内外からニーズが高まっています。
昨年度は約7万キロのサツマイモが出荷されましたが、今年度はその4倍が見込まれているということです。
丸果秋田県青果 齋藤正弘さん(発起人)
「昨年度販売させていただいたわけですけれども、非常においしくて評判を得たイモがとられたということで、このイモをぜひ秋田県の第一次産業の柱にしたいなという思いで協議会を立ち上げました」「県民の皆様が東京とか各方面に出向くときに自信をもって持っていけるサツマイモのお菓子、銘菓なんかができたらと思っております」
協議会は今後、品質向上に向けて研修などを重ね、より良い品質のサツマイモの生産と産地化に取り組んでいくことにしています。