記録的な大雨から1週間余り 復旧作業の終わりは見えず 支援に携わる人のコミュニケーションが大きなチカラに 秋田・仙北市

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秋田 2025.08.28 18:12

仙北市を中心に県内を襲った記録的な大雨から1週間余りが過ぎましたが、被害を受けた住宅の復旧作業はまだ終わりが見えていません。

生活再建には復旧に携わる人たちのコミュニケーションが大切です。

仙北市では19日からの大雨による住宅被害が33棟で確認されていて、そのほとんどが西木町上桧木内地区に集中しています。

28日は、住宅復旧の過程で注意すべき点を知ってもらおうと、地元の社会福祉協議会の職員と地元の防災士が作業に加わりました。

「おはようございます」

この家にひとりで暮らす若松眞子さんです。

家は床上まで水に浸かり生活再建は道半ばです。

床下の泥を運び出せるように床板をはがしました。

防災士 千葉菜津樹さん
「畳は入れないでフローリングにするか、もしくは床板の上にカーペットかござとかにするか、ちょっとそれはどっちかあと予算と相談だな」

被害の程度に応じて自治体から工事業者に住宅の修理費用が支払われる応急修理制度の上限は70万円余り。

防災士の千葉菜津樹さんは、限られた金額をどの場所の修理に優先的に充てるのか、一定の計画を立ててから復旧を進めることが大事だと話します。

若松眞子さん
「助かります、ほんと。わたし何にもわからないし息子は仕事してるから全然夜しか帰って来ないから…うん…」

また、作業の過程で家の中を汚さないよう床や壁などを保護することをおろそかにしてはいけないといいます。

ボランティアなど支援する側も学ぶ必要がある復旧のノウハウ。

千葉さん
「土のう袋に入れて、土のうを上で誰かに引き揚げてもらって土のうを運ぶってのをよくやるんだけど、ここ、土のうに入れる手間と出す手間がかえって邪魔になるのでバケツかな、下、潜ってる人が入れますで、ここからあげてもらって、いまためてるところにがばーって出す、ここの泥は、それがいいと思う」

仙北市社会福祉協議会西木支所  鈴木梓さん
「高齢者の方とお話とかはこう日々してるんですけど、やっぱりこういった災害になると本当にやっぱりどこからこうどういうふうにやっていいのかとか、そういうのも日々勉強しながらいつどうなるかわからないのでやってます」

復旧に携わる人たち同士、コミュニケーションが大切です。

千葉さん
「とにかくお互い話をしながら支援者同士も対話をたくさんしながら地域の方もまじえて進めていければ、地域の力が本当に強い地域なので、また元気な上桧木内に戻っていけるんじゃないかなと思います」

千葉さんは社会福祉協議会と協力して被害に遭った人たちが何を求めているのか、確認していくことにしています。