4日間神社にとどまり続けたクマ 麻酔で眠らせ捕獲
4日前の今月2日から鹿角市の神社の床下にとどまり続けていたクマが6日捕獲されました。クマは体長約1メートル20センチ、推定100キロのオスの成獣でした。
クマがとどまっていたのは鹿角市十和田錦木にある神社です。
鹿角市と警察によりますと、クマは今月2日の昼前に神社の床下にいるのが目撃され、その後鹿角市と地元の猟友会が、住宅地に移動しないよう板で通り道をふさいだうえで、捕獲用のおりを設置して警戒を続けてきました。
しかし、クマはなかなかおりに入らず、鹿角市は6日昼ごろ県自然保護課の協力を得て、クマを麻酔で眠らせた上で捕獲しました。
クマの体長は約1メートル20センチ、推定100キロのオスの成獣だったということです。
鹿角市は今年、クマの親子が市街地近くで目撃されるなど例年になく人里に近づいてきているとして、いつにも増して注意して欲しいと呼びかけています。