「大きくなってねー」園児たちがヤマメの稚魚を放流 魚の成長と多様な生物が息づく川になることを願う 秋田・横手市
横手市の川に地元の園児たちがヤマメの稚魚を放流しました。
魚の成長とともに多様な生物が息づく豊かな川になることを願いました。
東成瀬村から横手市を流れる成瀬川の漁業協同組合では、資源の維持などを目的に毎年この時期にイワナやヤマメなどの稚魚を放流しています。
漁協の担当者
「釣りにできるようなサイズが15センチ以上っていうことで、そのサイズに大きくなるまで川でいろんなものを食べて大きくなって」
園児
「ねね、さわったらプルプルする、プルプル、プルプルだよ」
ふるさとや自然への愛着を深めてもらおうと、3日は地元のますだ保育園の年長の園児も参加し、支流の狙半内川にヤマメの稚魚を放流しました。
「大きくなってねー、大きくなってねー大きくなってねー」
園児たちは魚の成長とともに、多様な生物が息づく豊かな川になることを願いました。
「はいゆっくり、せーのーで、大きくなってねー。すごいお魚見えた」
園児
「楽しかったです」「大きくなりますようにって放しました」
園児
「また会おうねって」「ずーっと元気になってほしいです」
成瀬川の上流では、東成瀬小学校の4年生もヤマメの稚魚1,000匹を放流したということです。
いまはまだ体長約5センチほどですが、3年から4年で15センチ以上に成長するということです。
「大きくなってねー、大きくなってねー、バイバイー」