特産のイチジクの収穫が始まる 少雨で栽培に苦労…実は例年以上に甘く 秋田・にかほ市
にかほ市の大竹地区では、特産のイチジクの収穫が始まっています。
7月は雨が降らない日が続き、栽培に苦労したものの、例年以上に甘い実がなっています。
イチジクの栽培が盛んなにかほ市大竹地区。
農家の今野幸生さんは、50アールの畑で生食用と加工用、7品種を栽培をしていて、今シーズンは、先月中ごろから収穫が始まりました。
鴨下アナウンサー
「今年はどうですか?」
今野さん
「今年は7月の2週間くらい雨降らなかったのよ、ずーっと天気よくて。それで水管理がすごく大変でした。でも高温だったのが幸いか甘みは十分乗っているので、美味しく出来上がっています。」
7月は雨が極端に少なく、1日10回以上水やりをするなど、栽培には苦労したという今野さん。
一方で、イチジクは暑さに強く、晴れの日が多いほど甘みが強くなるため、今年の出来は上々だといいます。
鴨下アナ
「いただきます。あまーい。んん、食感もこう柔らかい実の中にプチプチとした食感があって、 んん、噛めば噛むほどとろーりというかまろやかな甘さが口いっぱい広がります。おいしいです。」
今野さん
「どうもありがとうございます」
鴨下アナ
「あってますか今の食リポ」
今野さん
「あってます、ばっちりです」
鴨下アナ
「なんでこんな甘い?」
今野さん
「んん~なんでか、ちょっと困っちゃうけど、んん、まあ私の愛情で育ててる」
今野さんが営む直売所は、先月20日から今シーズンの営業を開始しました。
店頭に並ぶのは、朝にとれたばかりのイチジクです。
旬を迎えているのは3品種で、生で食べることができます。
10日も開店直後から多くの人が訪れ、旬の味を買い求めていました。
店を訪れた人
「道の駅では買ってたんですけど直売所はきょう初めてです」
「おいしそうですね、大きくて」
鴨下アナ
「今年はどのくらい来ていますか」
店を訪れた人
「まだ2回目です」
鴨下アナ
「でも、もう2回!」
店を訪れた人
「おととい来て、2回目」「楽しみになりました。生食ってあまり食べたことなかったので」
これから収穫の最盛期を迎えるイチジク。
今野さんの直売所は、品種を変えながら11月いっぱいまで営業する予定です。