最新の農業機械の展示会 担い手不足や高齢化等の課題解決を目指すスマート農業が進化! 価格高騰が悩みの種 秋田市

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秋田 2025.06.18 17:54

最新の農業機械が一堂に会する展示会が秋田市で始まりました。

農家の担い手不足や高齢化が課題となるなかICT、情報通信技術などを活用して生産性の向上につなげるスマート農業が進化を続けています。

秋田市の県立スケート場で始まった農業機械大展示会。

農機具メーカー30社の最新モデルなど、約2,500点が一堂に並んでいます。

近年は、GPSで正確な位置情報を把握する農業機械の開発が進んでいて、効率よく、かつ正確な作業が可能となっています。

こちらは今年4月に発売されたばかりの長ネギ用の機械です。

皮むきと根を切る作業を全自動で行い、そのまま出荷状態にできるため収穫時期に人手が足りない農家に貢献できるといいます。

県内でも農家の担い手不足や高齢化が課題となるなか、ICT、情報通信技術などを活用して生産性の向上につなげるスマート農業が進化を続けています。

来場者(農業)
「私の場合には個人でやってるんで、やっぱりこういう新しいシステム、これはものすごく助かりますね」

一方で、最新の機械については農家の正直な声も聞かれました。

来場者(農業)
「なんもたげぇして手届かない」
「大型機械で便利になればなるほど農業はしやすくなると思います。ただ値段が値段がなんでそこら辺のコスト面でいろいろ難しさはあるかなと」

技術が進歩するにつれて高騰する価格も、悩みの種になっているようです。

農業の未来も感じられる展示会は、19日も秋田市の県立スケート場で午前9時から午後3時まで開かれます。