県内では今年初のつつが虫病 80代男性が発熱などの症状

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秋田 2025.05.10 10:13

北秋田保健所管内に住む80代の男性がつつが虫病と診断されました。県内でのつつが虫病患者の確認は今年初めてです。

県によりますと、北秋田保健所管内に住む80代の男性は今月4日に発熱や食欲不振、発疹などの症状が出て8日に医療機関を受診し、9日につつが虫病と診断されました。つつが虫病患者の確認は県内では今年初めてです。男性は右の太ももをツツガムシに刺されたとみられ、一時は39度の熱が出ましたが快方に向かっているということです。

例年、5月の大型連休明けから増える傾向にあるつつが虫病患者。ツツガムシは人の体についてから刺すまでに6時間以上かかります。県は野山や農作業から帰った後は速やかに入浴して、着ていた服を洗濯するよう呼びかけています。