全県高校総体 男子サッカーは秋田商業が6年ぶりの優勝 エースストライカーが活躍 秋田

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秋田 2025.06.02 18:12

全県高校総体の男子サッカーは秋田商業と西目の決勝が行われ、秋田商業がエースストライカーの活躍で6年ぶりの優勝、そしてインターハイ出場を決めました。

廣田裕司アナ
「高校サッカー部の主要な大会は夏のインターハイ冬の選手権の二大大会があります。昨年度はどちらも西目が秋田県代表の座を勝ち取りました。その王者を決める県大会決勝は総体選手権いずれも西目・秋田商業の伝統校対決。そして今回も全県総体決勝も西目・秋田商業直接対決です。黄色・西目が連覇か、あるいは赤・秋田商業の雪辱か。注目の決勝が始まります」

序盤からリズムをつかんだのは秋田商業でした。

こぼれ球に素早く反応しゴールに迫ります。

すると前半19分。

実況
「さぁ抜けるか。シュート。決まった~前半19分先制ゴールは秋田商業」

エースストライカー竹谷のゴールで先制します。

1点をリードした秋田商業は、後半の立ち上がり。

実況
「高橋しかける。マイナスのクロス。点で合わせた。9番竹谷。きょう2ゴール。秋田商業後半開始3分リードを広げました」

2点をリードした秋田商業は前線からの守備を緩めず、竹谷がプレッシャーをかけ西目にボールをつながせません。

西目がようやく敵陣深くまで攻め込んでも秋田商業守備陣も身体を張った守りで崩れませんでした。

終始相手ゴールに迫り続けた秋田商業はさらに後半31分。

実況
「動き出していた11番の佐々木。前を向く。裏へのボール竹谷、竹谷シュート。9番竹谷ハットトリック!勝負を決める3点目。秋田商業6年ぶりの全国へ、赤い血がみなぎっています」

最終盤にも竹谷の突破からペナルティキックを獲得した秋田商業。

西目との伝統校対決は4得点無失点と快勝でした。

過去3年間は冬の選手権も含めて、全国大会出場を逃していた秋田商業。

インターハイ出場はコロナ禍前の2019年以来、実に6年ぶりです。

FW 竹谷柊真選手
「しっかり自分の特徴生かしたプレーして、味方も自分に合わせてパスを出してくれたのであと決めるだけだったので、しっかり決めきっていい形で決めきってよかったです」

サッカー男子のインターハイは福島県で来月26日に開幕します。