将来の担い手に…高校生が看護の仕事を体験 魅力に触れ理解深める 秋田市
夏休み中の高校生が看護の仕事を体験しました。
今後人材不足が懸念される中、担い手の確保につなげようと行われたもので、高校生たちは医療や看護の仕事に理解を深めました。
秋田市の中通総合病院で開かれたふれあい看護体験。
夏休み中の中高生に看護職の魅力に触れてもらおうと毎年行われていて、29日は、看護の仕事に興味がある秋田市内の高校生27人が参加しました。
ナース服に着替えた高校生たちは、血圧の測定や患者の搬送時に使用するストレッチャーなどの操作、それに重さ約3キロ、首が座っていない赤ちゃんの人形のだっこも体験。
看護の仕事の魅力に触れ、理解を深めました。
参加した高校生
「すごく大変な職業だと思うんですけど、体験を通してすごく看護師っていう職業は尊いものであり、すごい人と関わることが好きなので、すごい楽しく今は体験できています」
参加した高校生
「看護師になりたいっていう意思決定してるので、そういった看護っていう仕事の関心が深まるようなことがすごい多いなと思ったので、これからも看護師になることを目指して頑張りたいと思います」
秋田県看護協会臨海地区支部 近江薫 第4部会長
「(参加者が多くて)とても嬉しいですし、秋田県やはり少子高齢化が進んでおりまして、将来的にも医療人材が不足すると言われておりますので、一人でも多く地域貢献していただければと思っております」
夏休み期間中の看護体験は、秋田市内のほかの総合病院でも行われる予定です。
秋田県看護協会は、今後も定期的に開催し担い手の確保につなげたい考えです。