警察やJR職員が痴漢・盗撮の被害防止を呼びかけ 夏は被害増える傾向に… 秋田
駅の構内や電車内での痴漢と盗撮の被害を防ごうと、JR秋田駅でキャンペーンが行われ、警察などが対策を心がけるよう呼びかけました。
JR秋田駅で行われた、痴漢・盗撮被害防止キャンペーン。
通勤・通学の時間帯に合わせて警察やJRの職員などがチラシを配り、駅の構内や電車内での被害防止を呼びかけました。
県警察本部のまとめによりますと、県内では去年1年間で、駅構内や電車内での痴漢が5件、盗撮が8件、計13件の被害が確認されています。
被害の合計は、おととしと比べて6件増えました。
特に被害が増える傾向にあるのは、薄着になって肌の露出が増える夏だといいます。
生活安全部人身安全対策課 飯塚哲也 次長
「痴漢に関しては、密集地帯にいかないことや、盗撮の場合は、携帯電話を手に持っている方の近くに行かないことも注意の一つに入ると思います」
警察とJRは、被害防止を呼びかける特別放送やポスターの掲示を駅で行い、引き続き利用者の防犯意識を高めていくことにしています。