電柱を撮影するだけでインフラ点検にも⁉ スマホのゲームでイベント

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.05.17 17:30

街なかにある電柱を撮影するだけでインフラ設備の点検につながるというゲームのイベントが、17日に県内で始まりました。

17日に始まったのは「県対抗!電柱合戦」です。

参加者はスマートフォンのアプリ「ピクトレ」で電柱を撮影するともらえるポイントの合計を競います。ポイントは電柱1本あたり40円から60円相当でギフト券などと交換できます。

このイベントは通信会社や電力会社の点検時期にあわせて開催されていて、今回は秋田のほか青森と山形が対象でいつでも誰でも参加することができます。撮影したデータはカラスの巣の撤去といった今後のメンテナンスなどに役立てられるということです。

由利本荘市からの参加者「2人とも本荘です」
「体使ったポイ活動っていう感じなので、街歩きにもなりますし」

ピクトレ開発責任者・栗原英誠さん「自分の街のインフラに、こういう取り組みを通じて気にしていただいてそれを自分たちで守っていくという意識を持っていただくそういうところに繋げていけたらいいなというふうに思っております」

県内で対象となる電柱はおよそ5万本。人手やコストがかかるインフラ設備の安全維持にもつながるこのゲームは、県内では来月22日まで開催されています。