7人制のラグビーチーム発足 世界目指す
秋田ノーザンブレッツは新たに7人制のラグビーチームを発足させました。チームディレクター兼選手にはパリオリンピック日本代表の選手を迎え、秋田から世界へつながるチームを目指します。
15人制と同じ広さのピッチでだ円のボールを追いかける7人制ラグビー。1試合は前後半あわせて14分と短くスピード感が魅力です。
秋田ノーザンブレッツは先月30日、7人制ラグビーの新たなチーム“秋田7sチーム”の発足を発表しました。
丸尾崇真選手「チームの目標ですが日本一を目指すということで今年度に関しては国民スポーツ大会での優勝、今年ですと滋賀国体ですね、そこでの優勝を目指すと。その後はですね、名実ともに日本一になった後は7sラグビーの競技の特性を生かして世界へ羽ばたけるようなチームにしていきたい」
パリオリンピックの7人制ラグビーに日本代表として出場した丸尾崇真選手26歳。早稲田大学ラグビー部で大学日本一に輝き、その後主将としてチームを率いた経歴を持ちます。“秋田7sチーム”ではチームディレクター兼選手として幅広い活躍が期待されています。
丸尾崇真選手「東北で言うと高校生少なくなっていってると、廃部にもなっていってると、やっぱり15人集まらないところもあるとそういうのが進めば進むほどほんとに東北のラグビーのレベルもどんどん落ちてしまうというところはあると思います。その中でセブンズのチームができる、秋田で生まれた人間が秋田から世界を目指す、秋田から日本に飛び出せる、そういう環境になりうると思うので、そういう点では秋田の子どもたちに希望を与えられると思ってます。」
秋田7sチームは当面専属選手に加えて15人制チームとの兼任や学生を加えた合わせて16人のメンバーで活動します。
秋田7sチームは3日に埼玉での大会で初陣に臨み、準優勝しました。