”ツキノワグマ出没警報”9月30日まで延長 目撃件数が多く遭遇リスク高い状態続く 出没多発の2023年度と類似 秋田
クマの目撃件数が例年より多いことから、県はツキノワグマ出没警報を9月30日まで延長することを決めました。
ツキノワグマ出没警報はツキノワグマの目撃件数が例年より多い場合に発令されます。
今年度は5月8日に7月28日までの期間で発令されました。
しかし、依然として目撃件数が例年を大幅に上回っていることから9月30日まで延長されました。
県自然保護課では、今年度はクマとの遭遇リスクが高い状態が続いていて、この傾向は今後も続くと予想しています。
また、小屋などへの侵入、ニワトリや農作物の食害、車との接触事故など、クマの出没が多発した2023年度と同じような状況が各地で確認されていて、今年度も大量出没のおそれがあるとしています。
【クマによる人身事故件数・被害者数】
2020年度 7件 8人
2021年度 12件 12人
2022年度 6件 6人
2023年度 62件 70人
2024年度 10件 11人
(秋田県自然保護課まとめより)
県では、季節を問わず、いつでも、どこでも、誰でもクマにあう可能性があるとして、基本の対策を徹底し最高レベルの注意をするよう呼び掛けています。