地元企業の人材確保の後押しと県内就職の促進を!高校の進路指導担当者と企業が情報交換「顔つなぎミーティング」 湯沢市 

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秋田 2025.05.16 17:58

来年春に高校を卒業する生徒の求人票の受け付けが来月1日に始まるのを前に、学校の進路指導の担当者と企業が情報交換をする「顔つなぎミーティング」が湯沢市で開かれました。地元企業の人材確保を後押しし、県内就職の促進につなげたい考えです。

情報交換のやりとり
「あの高卒採用13名ぐらい求人出す予定になっております。いま資料の方ちょっと準備しますので。ありがとうございます」

顔つなぎミーティングは、高校と地元企業の連携を強化し生徒の県内就職の促進につなげようと県やハローワーク湯沢などが開きました。

「まず知っていただきたいっていうところがひとつなので、ぜひあの会社訪問だったりとかあとインターンシップの受け入れていうのは我々やってますっていうことをまずちゃんと意思表示させていただければなと」

少子化による生徒の減少や進学率の高まりを背景に、地元企業による採用活動は年々厳しさを増しています。

16日は県南地区の10校が構えるブースを44社の人事担当者が訪問し、就職を希望する生徒の数や企業側が求める人材などについて情報を交換しました。

「こういった機械を扱うっていう点では、きっと理数系の学問の方が強い方がいいのかなと思ってたんですけど、まずじゃあ就職試験のときはどちらでも構わないってことですね?」
「はい、うーん。いま事務系の求人も高卒向けで出してるので、うん。」

精密部品メーカー担当者
「年々厳しくなってきておりまして、なかなか求人数を満たすのもすごく大変な状況になっております」
「連携して若い子たちが少しでも地元に残ってくれるように活用できたらすごくいい機会だなと思いました」

湯沢翔北高校雄勝校 佐藤亜樹子進路指導主事
「やっぱり私たち教員もなかなか知らない企業さんもありますし、それを生徒に紹介できますので本当にありがたいと思っています」

来年春に高校を卒業する生徒の求人票の受け付けは来月1日に始まります。