男鹿・湖東地区2つの消防本部を統合 「男鹿潟上消防本部」来年4月から運用の方針 5市町村議会を経て正式決定へ 秋田

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秋田 2025.07.31 18:04

男鹿・湖東地区の2つの消防本部の統合に向けた協議会が開かれ、来年4月1日に「男鹿潟上消防本部」として、運用を始める方針が決まりました。

今後関係する5つの市町村の議会にはかって正式決定する予定です。

協議会には、会長を務める潟上市長と男鹿、八郎潟、井川、大潟の4つの市町村長が出席しました。

現在は、男鹿地区消防本部が男鹿市と大潟村を、湖東地区消防本部が八郎潟町と井川町を管轄し、潟上市は、地区によってそれぞれの消防本部が管轄する1市2消防の状態が続いています。

31日の協議会で2つの消防本部を統合し、来年4月1日から「男鹿潟上消防本部」として、運用を始める方針が決まりました。

当面は、現在の10の分署をそのまま引き継ぎますが、20年以内に7つの分署などに集約する予定です。

広域化することで指揮系統が円滑になり、災害が発生した際のスムーズな連携、対応が可能になるということです。

潟上市 鈴木市長
「広域化することで、これまで単独で持っていた、火災発生時の際の部隊編成であるとか、そういったものもですね、ある意味湖東エリアだけではなくて、男鹿エリアからも派遣できるというような、そういうったメリットもあろうかと思っています」

今後は関係する5つの市町村の議会にはかり正式決定する予定です。