中学生の軟式野球東北大会が開幕 あわせて12チームが出場 秋田第2代表の横手南は準々決勝に駒を進める 秋田市

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秋田 2025.08.08 17:59

全国大会出場をかけて争う中学生の軟式野球の東北大会が秋田市で開幕しました。

各県から2チームずつ、あわせて12チームが出場しているこの大会。

8日は1回戦4試合が行われ、秋田第2代表の横手南が準々決勝に駒を進めました。

先月行われた県大会で準優勝し、8年ぶりに東北大会に臨んだ横手南。

初回の攻撃、先頭バッターはキャプテンの髙橋。

打球はライトの頭上を越え、髙橋は一気に3塁へ。先制のチャンスを作ります。

続く2番・佐々木。

わずか5球で1点を奪います。

しかし1回終了後、悪天候のため試合は約1時間にわたって中断。

それでも選手たちは気持ちを切らしませんでした。

県大会では4試合中、3試合で無失点の横手南。

持ち味の堅い守りで、相手打線を4回までヒット1本に抑えます。

5回ウラ、横手南は相手のエラーなどで1アウト3塁と追加点のチャンスを作ります。

打席にはピッチャーの髙橋。

この試合、2本目のヒットで1点を加えます。

その後も1アウト3塁2塁として3番・小林。

しぶとくレフト前に運び、2人が返ります。

さらに6回にも1点を加えた横手南は最終回の守り。

エースの小林がマウンドに上がります。

味方も好プレーで盛り立てます。

継投で相手をヒット2本に抑えた横手南、前回=8年前の東北大会に続く初戦突破です。



横手南の準々決勝は9日午前9時からです。

さきがけ八橋球場で宮城第1代表の郡山と対戦します。

県大会王者で秋田第1代表の山本・琴丘の合同チームは、9日の準々決勝からの登場です。

こまちスタジアムで岩手第1代表の前沢と対戦します。

上位3チームが全国への切符を手にするこの大会。それぞれ勝てば、午後からの準決勝に臨みます。