”空梅雨”続く県内 秋田市は10日間にわたりまとまった雨降らず 7月前半の2週間は50年で3番目に少ない降水量
台風の影響などで県内も雨が降る予報でしたが、これまでのところ秋田市では1ミリ以上のまとまった雨は観測されていません。
いわゆる「空梅雨」の状態が続いていて、7月前半の2週間を見ると秋田市ではこの50年で3番目に少ない降水量になっています。
田村修アナウンサー
「午後3時の 秋田駅前です。まだ空気がもわっとします。秋田市はきょうも30度を超える気温になりました。秋田市ではきょうもこれ迄の所まとまった雨は降っていません」
秋田市では、今月5日以来、10日間1㎜以上の雨が観測されていません。
太平洋側を通過した台風の影響などで県内も雨が降る予報でしたが、15日朝に ぽつりぽつりと雨粒が落ちてきた程度で、梅雨明けの発表がないにも関わらず雨の少ない状態が続いています。
秋田市の7月前半の2週間の降水量を調べたところ、今月はきのうまでの14日間でわずか10ミリに留まっています。
これは過去50年で3番目に少ない降水量です。
一方で、15日は気温があがり秋田市の最高気温は34.1度に。
にかほ市は35.8度で猛暑日となりました。
各消防本部によりますと、県内では午後4時までに4人が熱中症の疑いで病院に運ばれています。
この先も気温の高い状態が続く見込みで、熱中症に十分注意が必要です。