高校生を対象にした建設現場の見学会 ICT・情報通信技術を活用した最新技術を体験 建設業の魅力を学ぶ 秋田・横手市
横手市で高校生を対象にした建設現場の見学会が開かれました。
生徒たちはICT、情報通信技術を活用した最新の建設技術を体験しながら建設業の魅力を学びました。
「前に倒すと前に進みます。」
見学会は建設業の魅力を若い世代に知ってもらい、人材の確保につなげようと平鹿建設業協会と横手市が開きました。
ドローン体験
「よしっ!お、いいねー。やったー、やったー」
建築と土木について学んでいる横手清陵学院の高校2年生が、工業団地の造成現場で建設機械とドローンの操作を体験しました。
生徒たちが乗っているのは、ICT、情報通信技術を搭載した建設機械です。
「これ以上倒しても進まないです。これが一部自動制御っていうところです」
GPSなど複数のセンサーとコンピューターを搭載した重機が、入力した座標などをもとに自動で動きます。
「一度踏むと青戻ると黄色また進むと緑、また下がると赤で、これで完了です、これで4回」
生徒たちは最新の技術を体験しながら建設業の魅力を学びました。
体験した生徒
「難しいっていうイメージはあったんですけど、やっぱり実際やってみて難しいのもあるけど楽しい部分もあって魅力を感じる仕事だなと思いました」
体験した生徒
「現代の最新の技術っていうのはすごいなと改めて感じました」「より一層建設業に携わりたいなっていう気持ちが強くなってきました」
平鹿建設業協会 中村清昭 会長
「新4Kを目指してまして、一つは給料が良い、休暇が取れる、そして希望が持てる、そしてかっこいいと」「地元の貢献のためにそして家族のための地元企業でがんばっていただきたい」
市民生活に欠かせないインフラ整備で重要な役割を担う建設業。
見学会は9日も開かれます。