岩手の小学生が地元特産品を販売 活動を通して秋田県民と交流 隣県の絆を深める 秋田市
修学旅行で秋田市を訪れた岩手の小学生が、地元特産品の販売会を開きました。
販売活動を通して、市民との交流や隣県同士 互いの絆を深めました。
柴田光太郎アナウンサー
「秋の修学旅行シーズン、お隣岩手からやってきた小学生が地元の特産品を販売しています児童たちの元気な声が響き渡っています」
特産品を販売したのは、岩手の沿岸北部にある野田小学校の6年生児童と教職員41人です。
野田小学校では前の校長が秋田出身という縁で、2022年から毎年、6年生が修学旅行で県内を訪れています。
秋田市のアルヴェに設けられた特設会場には、地元でつくった塩や山ブドウを使ったワインなど村から持ってきた品々が並びました。
児童
「420円になります!ありがとうございました!」
この日のために、3週間ほど前から準備をしてきたという児童たち。
熱心な呼び込みもあって、売れ行きは好調でした。
野田小6年 米田光輔さん
「最初の方は緊張していたけどやっぱり声をかけた人に頑張ってなど、応援してるねと言われたときにそういうのが励みになって頑張れました」
野田小6年 明内永采さん
「きょうやったことを生かして次の活動とかも緊張せずにスムーズにやっていきたいです」
今年の6年生の児童にとっては初めてとなる販売活動。
市民との交流や隣県同士 互いの絆を深めました。
児童たちは12日、横手市の秋田ふるさと村などを巡り、岩手へ帰ることにしています。