来年卒業する高校生対象の求人票受け付けがスタート 就職希望者に対し求人数は4倍以上 企業間の人材獲得競争に激しさ 秋田

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秋田 2025.06.02 18:25

来年3月に卒業を予定している高校生を対象とした、企業の求人票の受け付けが始まりました。

企業間の人材獲得競争が激しさを増す中、早速、企業の採用担当者がハローワークに提出しました。

高校生を対象とした企業の求人票の受け付けは、県内12か所で始まりました。

秋田市のアトリオンにあるハローワークプラザにも、企業の採用担当者が訪れ、求人票を提出していました。

秋田労働局によりますと、今年3月に県内の高校を卒業して就職した人のうち、77%あまりの1232人が、県内での就職を希望しました。

一方、求人数は約5000人と、4倍以上の開きがある「売り手市場」となっていて、企業間の人材獲得競争が激しさを増しています。

中田建設 大坂幸一さん
「これまで育ってきた土地に対する愛着だとか、ほかのところから来る生徒さんとは違うのかなと。例えばば弊社の場合ですと、自分が出た学校を弊社が施工したなんていう実績もあるものですから、そういったところでほかとは違うのかなという風には感じています」

秋田基準寝具 池田里美さん
「コミュニケーション能力があって、会社の中でいろんな人たちと関わっていける、そういった人を求めております」
「事前に会社に来ていただいて、雰囲気を知っていただくことですとか、あえてマイナスなこともお話をして、入社後にギャップを感じないように気を付けて採用活動のほうをしております」

高校卒業予定者向けの求人は、来月1日に公開されます。