眺めと香りで心を癒やす 高齢者向け福祉施設にハーブ園が完成し特別公開 秋田市
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秋田市にある高齢者向けの福祉施設にハーブ園が完成し、次の日曜日まで特別公開されています。
26日は、施設の利用者たちが、思い思いにハーブの魅力を楽しみました。
関向良子アナウンサー
「秋田市仁井田、閑静な住宅街にやって来ました。午前10時を過ぎて気温が29度を超えまして、かなり蒸し暑いんですね。ただ、清涼感ある香りが漂ってきました。というのも実は、こちらハーブ園が出来たんです！」
ローズマリーやオレガノ、ボリジなど、定番を含めた14種類のハーブが色鮮やかに咲きそろっています。
ハーブ園は、国道13号のほど近く、デイサービスやショートステイなどを展開する、仁井田福祉センターの一角に完成しました。
施設の利用者に、様々な植物が育つ豊かな環境の中で生活し、季節の移ろいも感じてもらおうと造園されました。
爽やかな香りをただよわせる今が見頃のラベンダーは、ハーブの女王とも呼ばれています。
背の高いものや花の部分が大きいものなど3つの品種が並び、見た目の違いも楽しめます。
また、ミントも3種類植えられていて、香りを比べることができます。
ハーブには、見た目、花を楽しむものと、香りを楽しむものとがあり、ここではそのどちらも堪能することができます。
利用者
「毎日見るところができてうれしいと思って。ハーブの名前も覚えようとしてね。よくきれいに咲かせているなと思って見ていました」
「年を取ってしまうと、いろんな所に行けないから、こういう所が手近にあるっていうのは楽しいですね。いい匂い、ラベンダーいいですね」
仁井田福祉センター 浅利浩子さん
「『あー、いいの作ってくれたねー』とか、『すごいね。きれいだね』って言ってくれて、とてもうれしく思っています」
「（特別開放では）自由に見ていただいて、香りを感じていただいて、触ってみたり、いろいろご自由に過ごしていただければと思っています」
ハーブ園は、次の日曜日まで一般公開されています。
ハーブティーの試飲や、ドライフラワーの販売なども行われています。