秋田内陸線沿線の田んぼアートが見ごろに 色の違うイネが描く巨大な芸術 県内外から訪れた乗客が楽しむ 秋田

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秋田 2025.07.29 18:00

秋田内陸線の沿線では、毎年恒例の田んぼアートが見ごろを迎えています。

色の違うイネを植えることで絵柄を浮かび上がらせる田んぼアート。

車窓を彩る巨大な芸術が県の内外から訪れた乗客を楽しませています。

仙北市の角館駅を結ぶ秋田内陸線。

その沿線で、夏から秋にかけて風物詩となっているのが田んぼアートです。

色の違うイネを植えて、田んぼに巨大な絵柄を浮かび上がらせる田んぼアート。

内陸線の沿線では、2012年から毎年行われていて、今年は5か所で楽しむことができます。

このうち、小渕駅と阿仁合駅の間には、人気アニメ、クレヨンしんちゃんが描かれました。

秋田犬に扮したしんちゃんが、かわいらしい姿で人々を出迎えています。

5月下旬から先月にかけて苗が植えられた田んぼアートは、いまが見ごろ。

29日は夏休み中の子どもたちをはじめ、県の内外から訪れた乗客が車窓を彩る巨大な芸術を楽しんでいました。

羽後町の小学生
「ふつうの田んぼは緑だけどいろんな色があってすてきだなと思いました」
横手市の小学生
「しんちゃんが大好きで、そのために見に来たからとてもかわいくてうれしかったです」
小学生2人の祖父
「夏休みだから孫を連れて来ようと思って来たんですけど、やっぱりすばらしいなあと思って感動しました」

田んぼアートの見ごろは、9月上旬まで続く見込みです。