伝染性紅斑「リンゴ病」やマイコプラズマ肺炎 百日せきも…子どもがかかりやすい感染症 患者数の多い状態が続く 秋田県
子どもがかかりやすい感染症の患者数が多い状態が続いています。
いわゆるリンゴ病の患者の数は、前の週から1.5倍に増えました。
今月22日までの1週間に、県が定点とする13の医療機関で確認された伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の患者の数は、合わせて49人でした。
前の週から1.5倍に増え、前々週と同じく、過去10年で最も多くなりました。
長引くせきが特徴のマイコプラズマ肺炎も、患者の数が多い状態が続いています。
前の週から減少したものの、県が定点とする8つの医療機関で確認されたのは27人でした。
感染力が強い百日せきは、県内で新たに46人確認され、高い水準が続いています。
リンゴ病、マイコプラズマ肺炎、百日せき、いずれも飛沫による感染が主な原因で、県は、手洗いのほか、熱中症に気を付けながらのマスクの着用など感染対策を呼びかけています。