上小阿仁村で約4年にわたり村営住宅の家賃を誤徴収 不適正な事務処理も発覚 45歳の男性職員が懲戒処分に

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.06.11 11:28

上小阿仁村の45歳の男性職員が、4年余りにわたって村営住宅の家賃を誤って徴収していたことがわかりました。

村はこの職員を減給の懲戒処分としています。

減給10分の1、3か月の懲戒処分を受けたのは、上小阿仁村教育委員会に勤務する45歳の男性職員です。

村によりますと男性職員は、建設課に勤務していた2021年度から4年余りにわたって村営住宅の家賃の計算を誤り、入居者から誤徴収していました。

誤徴収は13世帯にのぼっていて、このうち6世帯からは、あわせて29万円を過大に徴収したほか、7世帯からはあわせて124万5,000円、少なく徴収していました。

村は過大に徴収した分は入居者に返還し、過少分は差額を請求しないことにしたということです。

この男性職員は、ほかにも消費税の確定申告を怠るなど不適正な事務処理を複数していました。

村の聞き取りに対し、男性職員は『家賃の計算の認識が不足していた』、『業務が多忙で失念していた』などという趣旨の説明をしているということです。