春から夏へ…季節が移ろう秋田県内を空中散歩 各地の表情を上空からの映像で

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秋田 2025.05.09 17:53

9日の県内は、各地で気温が上がり、夏日になったところもありました。

春から夏へと少しずつ移ろう季節、空からの映像を中心に、県内各地の表情を映し出しました。

春は、あけぼの。

やうやう白くなりゆく、山ぎは

平安時代の随筆、枕草子に描かれたような朝を迎えた、9日の県内。

柴田光太郎アナウンサー
「鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ八幡平アスピーテライン。全長およそ27キロの観光道路です」
「除雪を行った時にできる雪の回廊。5月に入ってもまだ残っています」

標高1000メートルを超える山の中を走る「八幡平アスピーテライン」。

雪解けは進んでいるものの、もう少しの間、雪の回廊を楽しめそうです。

八幡平の頂上付近、沼を覆う雪や氷がとけると竜の瞳のように見えることから、「ドラゴンアイ」と呼ばれる場所です。

柴田アナ
「上の部分、少し雪が解けてきているように見えますが、まだ“開眼”の時季まではかかりそうです」

例年5月下旬から6月上旬に見頃を迎えるドラゴンアイ。

一足早く訪れる人もいる中、“その時”を待っていました。

柴田アナ
「カメラは北北東を向いています。男鹿半島の全体。奥の方には大潟村の街も見えています」

男鹿半島では、新緑も見られました。

9日の県内は、高気圧の影響で、気温が上がり、夏日になったところもありました。

このあと各地で田植えが進み、春から夏へと少しずつ季節が移ろいます。