春から夏へ…季節が移ろう秋田県内を空中散歩 各地の表情を上空からの映像で
9日の県内は、各地で気温が上がり、夏日になったところもありました。
春から夏へと少しずつ移ろう季節、空からの映像を中心に、県内各地の表情を映し出しました。
春は、あけぼの。
やうやう白くなりゆく、山ぎは
平安時代の随筆、枕草子に描かれたような朝を迎えた、9日の県内。
柴田光太郎アナウンサー
「鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ八幡平アスピーテライン。全長およそ27キロの観光道路です」
「除雪を行った時にできる雪の回廊。5月に入ってもまだ残っています」
標高1000メートルを超える山の中を走る「八幡平アスピーテライン」。
雪解けは進んでいるものの、もう少しの間、雪の回廊を楽しめそうです。
八幡平の頂上付近、沼を覆う雪や氷がとけると竜の瞳のように見えることから、「ドラゴンアイ」と呼ばれる場所です。
柴田アナ
「上の部分、少し雪が解けてきているように見えますが、まだ“開眼”の時季まではかかりそうです」
例年5月下旬から6月上旬に見頃を迎えるドラゴンアイ。
一足早く訪れる人もいる中、“その時”を待っていました。
柴田アナ
「カメラは北北東を向いています。男鹿半島の全体。奥の方には大潟村の街も見えています」
男鹿半島では、新緑も見られました。
9日の県内は、高気圧の影響で、気温が上がり、夏日になったところもありました。
このあと各地で田植えが進み、春から夏へと少しずつ季節が移ろいます。