障害のある子どもたちが様々な職業を体験 社会の仕組み学ぶ 秋田
障害のある子どもがさまざまな職業を体験できるイベントが秋田市で開かれました。
障害のある子どもたちに働く楽しさを知ってもらおうと、おととし始まったこのイベントに特別支援学校の児童やその兄弟など約30人が参加しました。子どもたちが主体的に取り組めるよう会場に保護者は入りません。
中古品買取・販売の体験
「これ持って渡して220番でお呼びしますって」
「どう?いくらかな」
「新品のようにぴかぴかのやつかたくさん読まれているか」
「合計で3とーいね」
中古品の買取・販売やコーヒーショップなど職業は様々。一生懸命働くと、会場内で使える通貨を給料として受け取ることができます。
給料はすべて使えるのではなく、一部を納税する必要があるなど、イベントを通して子どもたちは社会の仕組みを学びました。
男の子「楽しかった」
女の子「お買い物でさ、お菓子とかおもちゃとか取る」
働いた後は、もらった給料でお菓子を買ったり遊んだりできます。子どもたちは将来の働く姿を想像しながら楽しんでいました。このイベントは来年度も開かれる予定です。