秋田市がスタジアム整備の検討方法を説明 複数の案をつくり事業費やスケジュールを比較 事業費はクラブ側にも負担を求める方針 秋田市議会
秋田市はスタジアム整備の今後の検討方法を市議会に説明し、収容人数については、5,000人や1万人など、様々なパターンで整備案をつくり、事業費やスケジュールを比較していく方針を示しました。
事業費については、“クラブも負担しないと困る”などと説明し、ブラウブリッツ秋田にも一定の負担を求める方針です。
秋田市は、スタジアムを新たにつくる場合と既存の施設を改修する場合の事業費やスケジュール、それに、どれだけの観客を収容できるのかについての調査を今年8月以降に始める計画です。
その方針を19日、改めて市議会に説明し、このうち施設の規模については5,000人で整備する場合や1万人で整備する場合など、様々なパターンの案をまとめ、費用やスケジュールを比較する方針を示しました。
スタジアム整備を必要とするブラウブリッツ秋田が将来的にJ1でプレーするための参加資格を得るためには、5,000人以上を収容できる施設が必要ですが、その場合、将来的に規模を拡張できることも求められるため、その点を考慮しています。
秋田市スポーツ振興課 稲川興参事
「観客席の増設可能性があることという要件が別途ついてます」
「Jリーグがよしとしてくれる拡張性というのがどの程度なのかも、これからやりとりする中で定まっていくかと思います」
このほか、事業費については、ホームスタジアムとして利用するブラウブリッツ秋田にも費用負担を求める方針を示しています。
秋田市スポーツ振興課 稲川興参事
「外旭川(での計画)の場合は30億円ずつ3者が負担する計画になってましたので、当然ブラウブリッツに一定の負担は求めたいですし、負担していただかないと困るというのはあります」
「ブラウブリッツも募金を検討するみたいな話もされてますので、引き続き頑張っていただければと。いずれ市なり県だけが…ということは避けたい」
市は、事業費やスケジュール、どれだけの規模の施設が整備可能なのかの調査結果を年内に公表して、整備方法の結論を出す考えです。