JA概算金判明 あきたこまち1等米60キロあたり2万8,300円 去年の当初額より1万円以上↑ 10年前の3倍近い金額に 新米店頭価格への影響は… 秋田
20日非公表だったコメの価格「JA概算金」の具体的な額が判明しました。
あきたこまちの1等米は去年の当初の額より1万円以上高い60キロあたり2万8,300円で、10年前の3倍近い金額となっています。
全農秋田県本部は20日、県内の組合長を集めた会議を開き、各JAに支払うコメの代金「JA概算金」を決めました。
内容は非公表でしたが、複数の関係者への取材でその金額が明らかとなりました。
あきたこまちの1等米は60キロあたり2万8,300円で去年の当初の額より1万1,500円高くなりました。
この10年では金額、引き上げ幅ともに最高で2015年の1万200円のおよそ2.8倍です。
このほかサキホコレが3万2,300円、ひとめぼれが2万7,800円、めんこいなとゆめおばこが2万7,400円です。
生産者にとっては収入が大幅に増える形となりますが、消費者にとっては新米の店頭価格が気になる概算金の金額です。
なお去年は10月に2,000円の追加払いがありましたが、会議では含みを持たせるにとどまったということです。