新型コロナ増加傾向 暑さで免疫力低下か 感染者数6週連続増で今年度最多に 秋田
新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあります。
県は、今年の暑さで免疫力が低下している可能性もあるとして、人の往来が増えるお盆を前に改めて感染対策を呼びかけています。
県のまとめによりますと、県が定点とする25の医療機関で今月3日までの1週間に確認された新型コロナの感染者は、前の週から1.4倍に増え104人でした。
6週連続で増加していて、今年度、最も多くなりました。
夏休みや夏祭りで移動が増えたことに加え、県は、今年の暑さも影響しているとみています。
夜も暑さが続き、エアコンを付けたまま一日中部屋を閉め切って換気ができていないことや、子どもや高齢者などを中心に暑さで体力が消耗され、免疫力が低下していることなどが考えられるということです。
お盆期間にはさらに感染者が増えることが予想されています。
県は、暑さでマスクの着用が難しい場合も、手洗いや換気などの感染対策を意識してほしいと呼びかけています。
また、お盆期間中は休みになる医療機関も多いため、早めの受診や解熱剤を準備しておくことなども検討してほしいと話しています。
一方、子どもがかかりやすいマイコプラズマ肺炎や百日せき、それに伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病も患者数の高止まりが続いています。