廃線の線路沿いにたくさんのアジサイを!美しい景観を目指し目標は3,000本 児童と園児も一緒に苗植え 秋田・大館市
大館市で廃線となった線路沿いにアジサイを植え、美しい景観を作り出そうとする取り組みが6年前から行われています。
10年間で、あわせて3,000本のアジサイを植える計画で、27日は、地元の児童と園児も一緒に汗を流しました。
映画のワンシーンかのように、線路を歩いてやってきたのは、大館市の長木小学校の5年生と長木保育所の園児、あわせて約40人です。
この地区では、地域住民が中心となって、2009年に廃止された小坂鉄道の旧岱野駅周辺にアジサイを植える活動が行われています。
27日は児童と園児も参加し、草木が生い茂ったままだった線路沿いの景観の改善に取り組みました。
5年生
「『いちばんきれいに咲いてほしいな』という思いをこめてやりました」
5年生
「きれいにいっぱい花が咲いてくれたらいいなと思いました」
5年生
「ぼくが二十歳以上になっても花がたくさん咲いてるようになってほしいです」
これまでに植えてきたアジサイは約2,500本。
3年後の2028年までに、3,000本を植える計画です。
来月下旬には見頃を迎える、線路沿いのアジサイ。
地域で力を合わせ全国に誇れる「あじさいレールロード」を目指します。