政府の備蓄米 横手市の会社で精米作業が始まる 週末に秋田県内のスーパーで販売予定
随意契約で売り渡された政府の備蓄米が全国で販売される中、横手市のコメ加工会社で精米作業が始まりました。
精米された備蓄米は、今週末に県内のスーパーで販売される予定です。
横手市にあるコメ加工会社・アスカフーズでは、随意契約で売り渡された政府の備蓄米の精米作業を、26日に始めました。
精米された備蓄米は、由利本荘市で2021年に生産された「ひとめぼれ」10トン余りで、秋田市と由利本荘市でスーパーを展開するナイスが随意契約で購入したものです。
1時間当たり3トンほどの玄米を精米できる大型の機械で白米にしたあと、次々と袋詰めしていきました。
アスカフーズ 山内雄台さん
「いつも扱っているお米と何ら変わらない印象でした。結構年数が経っているお米なので、品質、においに気をつけて、いつも以上に精米に取り組んでいきたいと思います」
備蓄米の流通の加速に向けて、県内でも行われている精米作業。
26日に精米された600袋ほどの備蓄米は、27日、横手市から発送されます。
秋田市内のナイス2店舗で、5キロ税込み2000円以下で、28日土曜日に販売されるということです。