マイコプラズマ肺炎の患者数が1.4倍に増加 発熱や長期間にわたるせきが特徴 リンゴ病にも引き続き注意を
子どもがかかることが多いと言われるマイコプラズマ肺炎の患者の数が増えています。
同じく子どもがかかりやすい、いわゆるリンゴ病も患者の数が多い状態が続いていて県が注意を呼びかけています。
今月15日までの1週間に、県が定点とする8つの医療機関で確認されたマイコプラズマ肺炎の患者の数は33人でした。
前の週から1.4倍に増加しています。
発熱のほか、長期間にわたるせきが主な症状で、子どもがかかることが多いと言われるマイコプラズマ肺炎。
県は4年から5年周期の流行期に入っているとみていて、コロナ禍の感染対策の影響で免疫を持たない人が増えていることも感染拡大の要因のひとつだと分析しています。
また、こちらも子どもがかかりやすい伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の患者の数は、県が定点とする13の医療機関で合わせて33人でした。
過去10年で最も多くなった前の週から16人減少しています。
それでも1医療機関あたりでは2.54人と高い水準になっていて、県が注意を呼びかけています。