「秋田をバスケで盛り上げたい」ハピネッツ 日本人選手2人の入団会見 秋田での飛躍を誓う

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秋田 2025.07.16 18:12

バスケットボールB1・秋田ノーザンハピネッツは、新たに加わった2人の日本人選手の入団会見を開きました。

長い間在籍したチームから覚悟を持って移籍してきたという2人は、自分の持ち味を発揮し、秋田でさらに飛躍することを誓いました。

ハピネッツは、10月からの新シーズンに向け、新たに2人の日本人選手を補強しました。

群馬クレインサンダーズから移籍してきたポイントガードの菅原暉選手は、岩手県出身の27歳です。

プロ入り後、初めての移籍で、東北に住むのは中学生以来という菅原選手。

高いバスケットボールIQで、冷静かつ的確に試合の流れを作るだけではなく、大きな体を生かした激しいディフェンスにも期待がかかります。

菅原暉 選手
「これまで群馬で経験してきたことを、やはり試合の中で、コートの中でしっかり表現していくことが、今回の一つの移籍のポイントとなったので、まずはコートでしっかり表現していきたいという思いが強いです」
「去年、群馬のチームとしても初めてCSに出たんですけど、1回戦で負けてしまったということもあるので、そこで勝ち進んでいくっていうのが今年やり遂げたいことなので、そこは目標として頑張っていきたいなと思います」

長崎県出身の31歳、シューティングガードの髙比良寛治選手は、地元・長崎ヴェルカからの移籍です。

昨シーズンまで4シーズンキャプテンを務め、長崎のB1昇格に大きく貢献した髙比良選手。

高い確率のスリーポイントシュートだけではなく、持ち前のハングリー精神で、チームを引っ張っていくことが期待されます。

髙比良寛治 選手
「地元長崎を出るっていう決断は、本当に簡単なことではなく、ただやはり水野社長と顕蔵さんとしゃべった中で、チームのビジョンに惹かれましたし、秋田が今までやってきているバスケットの文化っていうのに自分はフィットするんじゃないかなって直感的に感じて」
「年齢的にも田口選手の次になるので、そこは本当にオンでもオフでもリーダーシップをしっかり発揮しながら、チームを盛り上げて、そしてこの秋田をどんどんどんどんバスケットボールでさらに盛り上げていって、Bリーグにしっかり秋田からいい風を吹かせられるように頑張っていきたいなと思います」

16日に会見した2人のほか、外国籍選手2人とアジア特別枠選手の新加入を発表しているハピネッツ。

シーズン開幕は10月4日、アウェーでサンロッカーズ渋谷と対戦します。