県中央部の警察署に勤務する20代の男性巡査 県警察本部が書類送検 麻薬特例法違反や道路交通法違反などの疑い 秋田

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秋田 2025.08.01 18:13

知り合った相手が大麻を受け取ることを容認したり、バイクで事故を起こしたにもかかわらず警察に届け出ず乗り捨てたりしたとして、県警察本部は、県中央部の警察署に勤務する20代の男性巡査を書類送検しました。

男性巡査は1日付で停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職しています。

書類送検されたのは、県中央部の警察署に勤務する20代の男性巡査です。

県警監察課によりますと男性巡査は去年10月、飲食店で知り合った男から、ある人物から大麻を譲り受けるので相手を検挙するよう持ちかけられました。

しかし男性巡査は現場に行かず、大麻を受け取ることを容認した麻薬特例法違反の疑いです。

また男性巡査は去年11月、県中央部の国道をバイク走行中転倒事故を起こしましたが警察に届け出ず、約1キロ離れた草地にバイクを捨てたとして道路交通法違反などの疑いが持たれています。

調べに対し男性巡査は容疑をすべて認めていて、「警察官としての自覚が足りず軽率な行動をしてしまい申し訳ない」などと供述しているということです。

男性巡査は1日付で停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職しました。