羽後町の山間部地域で生活用水が不足 28日から町が給水支援を開始 秋田

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.07.29 16:07

羽後町の山間部の地域で生活用水が不足していて、町が28日から給水支援を始めました。

羽後町によりますと、今月24日、山間部にある仙道地区の住民から「水が少なくて困っている」と町に相談が寄せられました。

29日現在、井戸や沢から直接水を引いて生活用水に使用している仙道地区の8集落13戸に水不足が生じています。

町の調べによりますと、仙道地区周辺地点の7月の平均降水量は170~190ミリですが、今月はその10分の1程度で推移していて、特に中旬以降は「ほとんど雨が降っていない」といいます。

こうした状況をふまえ、町では28日から仙道地区(280戸)を対象に給水支援を始めました。

給水支援場所は羽後町下仙道の「高瀬ケアセンター」で午前9時から正午まで。

期間は今週金曜日、8月1日までを予定していますが、今後もまとまった雨が見込めないため、支援期間を延長する方向で検討しているということです。