能代市・由利本荘市にある県有地の風車3基 周辺の立ち入り禁止を解除 安全性を確認 秋田

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秋田 2025.08.22 18:00

今年5月、秋田市新屋にあった風車の羽根が折れて落下した事故を受けて、禁止されていた県有地にある風車3基周辺への立ち入りが、22日解除されました。

点検の結果、安全性が確認されたということです。

今年5月、秋田市新屋にあった風車の羽根が、回転中に折れておよそ250メートルの範囲に飛び散りました。

因果関係はまだわかっていませんが近くでは男性が倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されています。

これを受けて、県は能代市にある2基と由利本荘市にある1基のあわせて3基について、風車の周辺への立ち入りを禁止していました。

いずれも事故が起きた風車と同型で、公園など一般の人が容易に入れる場所にありました。

点検事業者が外観のほか、風車の内部についてもファイバースコープを使って損傷がないかを詳細に調べ、いずれも安全性が確認されたということです。

県内には現在、陸上と洋上あわせて339基の風車が設置されていますが、立ち入りが制限されている場所はなくなりました。