秋田市で発生した風車事故を受けて 鈴木知事が風車の設置場所や安全管理の基準について見直しが必要との認識示す 

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秋田 2025.05.08 18:09

今回の風車の事故を受け、鈴木知事は、風車の設置場所や、これまでの安全管理の基準についても改めて見直す必要があるという認識を示しました。

今月2日の事故発生以降、自身も秋田市新屋の事故現場付近の確認に行ったという鈴木知事。

鈴木知事
「ももさだかえる。私も何度か言ったことあるところですけれども。散歩するところですよね」

県内の陸上風力発電の風車は山間部を含めて様々なところにありますが、その設置場所について、認識を改める必要があると述べました。

鈴木知事
「あまりプロペラが折れて落下するなんてことは想像してなかったと思うんですよね。なのでそういう見方をもって、県内の陸上風力発電について、もう1回改めて見直す、洗ってみる必要があると思います」

風力発電による再生可能エネルギーは「秋田県の大事な事業」としつつも、安全が最優先されるという認識を示した鈴木知事。

鈴木知事
「元々その想定していないような破損だと思いますので、これが果たして今まで通りの安全点検であったり、それがちゃんとなされていたかどうかという観点と、そもそもその基準でよかったのかという観点、これはしっかり分けて考えないといけないですし、なんといっても多数立っている所在地の自治体ですから、そこはしっかりと厳しい態度を持って国に求めていきたいなとは思っています」

鈴木知事は風車の設備の安全管理を担う国に対して、点検の方法や管理基準の見直しについても強く訴えていく方針を示しました。