”災害級”の渇水…雨量が極端に少ない状態続く県内 農家や土地改良区への支援を検討 秋田 

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秋田 2025.08.04 18:16

県内は、6月から、雨の量が極端に少ない状態が続いていて、農作物への影響が懸念されています。

鈴木知事は、この記録的な渇水について「災害級」と述べ、農家などへの支援を検討していることを明らかにしました。

鈴木知事
「まさにこれはもう災害級といってもいいような状況でありまして、県では生産現場の負担軽減をはかります。安心して営農に取り組めるような用水が必要性が高まった7月中旬以降の農業用水の確保に必要な経費を支援したいと考えております」

鈴木知事は、定例の記者会見でこのように述べ、市町村と協議のうえ、農家や土地改良区への支援を検討していることを明らかにしました。

県内では、6月から雨の量が極端に少ない状態が続いていて、各地で河川の水位やダムの貯水率が平年を大きく下回っています。

田んぼが乾いてひび割れたり葉が枯れたりする状況も確認されていて、今後の農作物への影響が懸念されています。

今後は生活用水に影響が出る可能性も。

鈴木知事(知事が取り組んでいる節水は?)
「まずですね、庭には水をまかない。我慢してます。心配なんですけども。またシャワーであったり、洗顔であったりという時には、家族も含めて無駄遣いをしないようにというふうに気を付けておりますね」

鈴木知事は、県民へ無理のない範囲での節水を呼びかけています。