2011年から続く花を通じた交流 大東日本大震災がきっかけ まごころ込めて育てた花を岩手の学校へ 秋田・大仙市
東日本大震災で被災した学校を元気づけようと、大仙市の中学校では、花を通じた交流が2011年から続けられています。
今年も生徒たちがまごころ込めて育てた花が贈られました。
大仙市の太田中学校では、被災した学校を花で元気づけようと、毎年生徒たちが育てた花、ベゴニアを届けています。
1日朝、3年生と地域住民などで積み込み作業が行われました。
夏休み中もほぼ毎日、生徒たちが水やりをして大切に育ててきたベゴニアの花。
100個のプランターと生徒からのメッセージが岩手の大槌学園へと贈られました。
生徒会長
「ぜひ大槌の皆さんにも元気をもらってほしいという思いで育ててきました」
女子生徒
「花は平和の象徴だと私は思っているので、この平和が続くといいなと思っています」
男子生徒
「きれいなお花ができたというのは嬉しいことですし、それで喜んでいただけるなら本当に僕たち全校嬉しいことだと思ってます」
生徒たちの復興への思いが込められたベゴニアの色鮮やかな花は秋の間、楽しめるということです。