コメの店頭価格4週ぶり値上がり…全国の中央値よりも高く 随意契約の備蓄米の販売数量は全国最少の23トン 秋田
随意契約で放出されたコメを除く政府備蓄米などの店頭価格が、秋田県内は今月9日時点の中央値で3,530円と4週ぶりに値上がりしました。
一方、随意契約で放出された備蓄米の県内での販売数量は、今月6日までの累計が全国最少の23トンで、次に少ない島根とは3倍以上の開きがありました。
農林水産省は、随意契約で放出されたコメを除く政府備蓄米の単一原料米やブレンド米などのコメの店頭価格を都道府県別で抽出調査しています。
今月9日時点の県内のコメの店頭価格は、5キロ税抜きの中央値が3,530円で、前の週と比べて50円高くなりました。
値上がりは4週ぶりです。
全国の中央値よりも50円高く、東北では山形と並んで最も高くなっています。
一方、随意契約で放出された備蓄米の県内での販売数量は、今月6日までの累計が全国最少の23トンでした。
次に少ない島根は76トンで3倍以上の開きがあります。
東北では、青森が91トン、岩手が97トン、山形が128トンなどいずれも秋田を大きく上回っています。