鹿角市で住宅1棟を全焼 焼け跡から2人の遺体が見つかる 火元の妻と息子に連絡が取れず

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.05.26 18:12

26日朝、鹿角市で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。

この家に住む4人のうち2人と火事の後、連絡が取れなくなっています。

火事があったのは鹿角市十和田毛馬内の木村三四郎さん81歳の住宅です。

警察と消防によりますと、26日午前7時すぎ近くに住む人から消防に「家から火が出ている」と通報がありました。

火は約2時間後に消し止められましたが、この火事で火元の木造平屋建ての住宅1棟を全焼し、隣接する小屋の一部を焼きました。

住宅の焼け跡からは2人の遺体が見つかっています。

この家には木村さんと80代の妻、50代の息子、50代の娘の4人が住んでいて、火事の後、妻と息子の2人と連絡が取れなくなっています。

木村さんはやけどをして病院に運ばれましたが意識はあるということです。

記者
「どんな音しました?」

近くの住民
「なんていうかな、ガソリン・石油が(火が)ついたようなバーンという、かなり離れたところまで音が聞こえたから」

現場はJR十和田南駅から北東に約1.2キロの住宅が点在する地域です。

警察が消防と火事の原因を調べるとともに、遺体の身元の確認を進めています。