鹿角市の伝統行事「毛馬内の盆踊」始まる ユネスコ無形文化遺産にも登録 優雅な踊りで観客を魅了 秋田

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秋田 2025.08.22 11:36

鹿角市の伝統行事、「毛馬内の盆踊」が21日夜、始まり、ゆったりとした優雅な踊りが訪れた人たちを魅了しました。

鹿角市で毎年8月21日から3日間行われる「毛馬内の盆踊」。

約450年前、戦から帰って来た兵士たちをねぎらった踊りが起源の一つといわれています。

独特の衣装をまとった踊り手たちが通りにたかれたかがり火を囲んで踊ります。

太鼓と笛の囃子とあわせ、先祖の霊を供養します。

全国各地に伝わる「風流踊」の1つとして、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている「毛馬内の盆踊」。

ゆったりとした優雅な踊りが訪れた人たちを魅了しました。

横浜から来た観客
「ふつうの盆踊りと違って非常に雅やかな踊りで、撮りがいのある盆踊りでした」
「子どもさんたちが一生懸命踊っているっていうのがとてもかわいらしくて、ずっと続けて踊ってこられたらいいなと思いました」

夏から秋へ、季節の移ろいを告げる行事でもある毛馬内の盆踊。

23日まで踊り手たちが優雅な踊りを披露します。