秋田県の人口 前月から4400人余り減の約88万5000人 1か月間で3000人余りの社会減

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秋田 2025.05.07 09:46

4月1日現在の秋田県の人口は、前の月から4400人余り減って、約88万5000人となりました。

進学や転勤などで県外へ転出する社会減が、3月の1か月間で3000人余りにのぼっています。

県のまとめによりますと、今年3月の1か月間で、県内では252人が生まれた一方、その約6倍の1503人が死亡しました。

1251人の自然減です。

また、県内に転入した人が2016人だった一方、年度末で、進学や転勤などで県外へ転出した人が5182人にのぼり、3166人の社会減となりました。

これにより、4月1日現在の県人口は、前の月から4417人減って、88万4877人となりました。

去年7月に90万人台を割り込み、104年ぶりに80万人台となった県人口。

このままのペースで減り続ければ、この夏から秋にかけて、87万人台となる見通しです。

先月始動した鈴木県政は、人口減少対策として、社会減を減らす取り組みに注力する考えで、これからその手腕が問われていくことになります。