アユのつかみ取りで歓声響き渡る
湯沢市で川に放たれたアユのつかみ取りイベントが開かれました。お盆休み中の帰省客や親子連れなどでにぎわいました。
「頑張れ、頑張れ、頑張れ、両手であっーーー!あーははは、逃げられたー」
アユのつかみ取りイベントは夏休み中の子どもたちに自然の中での思い出を作ってもらおうと、市民の有志などが開きました。
「いたいたいたっ!よしよし!いけるいける!頑張って!よっしゃーナイスー!」
雄物川の浅瀬をせき止めて作った特設会場には体長20センチほどのアユ約2,000匹が放たれました。
この時季らしい青空が広がった湯沢市。最高気温が32度を超える暑さの中、参加者は泳ぎ回るアユを夢中になって追いかけました。
「ゆうじ、もっともっと負けるな!つかめつかめゆうじ!ほら、足にあたってるよ」
「負けるな!前さいげ!ほらいた!わーーすごーい!」
「はーい!取れたー!」
「アユ初めて取れたからうれしかった」
「こういうアユとかが放流できるいい川があってすごく秋田が大好きなので帰ってくるのが毎年楽しみです。きょうはとっても楽しい1日になりました。ありがとうございます。」
「アユが食べれるからうれしい」
取ったアユはその場で炭火で焼いてもらうこともできます。
こんがり 香ばしく焼き上げられた取れたてのアユをほおばりました。
「食べていいよ。おいしいですか?おいしい」
秋田の自然を満喫しようと帰省客も駆け付けたこのイベント。
家族や親せきと過ごす夏のひと時を満喫していました。