宿泊需要が高まる中 秋田市の玄関口・JR秋田駅前に新たなホテル建設へ 地域のにぎわいづくりにも貢献
JR秋田駅前に新たなホテルが建設されることになり、関係者が、工事の安全を祈願しました。
運営会社は、宿泊需要の高まりに応えると共に、駅前のにぎわいづくりにも貢献したい考えです。
田村修アナウンサー
「JR秋田駅の西口です。西口を降りて200メートルほど離れたあちらの場所、以前は駐車場だったあの場所に、ホテルが新たに建設されます」
約1,300平方メートルの敷地に建てられるのは、仮称、たびのホテルlit秋田駅前です。
建設工事が本格的に始まるのを前に、地鎮祭が行われました。
東京の会社が運営するホテルは地上12階建てで、客室の数は233。
サウナ付きの大浴場などを備える予定で、再来年1月のオープンを予定しています。
秋田市の玄関口、秋田駅西口周辺は、飲食店も多いエリアで、8つのホテルが営業しています。
洋上風力発電所の建設やメンテナンスのため、県内に宿泊する人の数は、今後、さらに増えることが見込まれています。
ホテルの運営会社は、需要に応えるだけでなく、駅前のにぎわいづくりにも貢献したい考えです。
サンフロンティアホテルマネジメント 堀口智顕 会長
「233室ですから、それなりの規模になると思います。それから駅前ということで、この周りに新しい店舗も増えてくると思います。そうやってホテルが出ると必ずにぎわいが後ろからついてきますから、地元の消費にも役立てるんではなかろうかと期待しております」
運営会社は、地元採用を中心に、80人程度の雇用を見込んでいます。