県内のガソリン価格は値下がり続くも…政府補助金の支給額は上限に 今後は原油価格の変動が影響する見通し 秋田
県内のレギュラーガソリンの最新の平均小売価格は、1リットルあたり171円でした。
政府による補助金の支給額は、12日に当初予定していた上限の1リットル10円に達するため、今後は主に原油価格の変動がガソリン価格に影響する見通しです。
9日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり171円で、先週から1円60銭値下がりしました。
2週続けて3円程度だった値下がりの幅はやや小さくなりましたが、前の週からの値下がりは調査を行なわなかった大型連休の期間を除くと、7週連続です。
前の週に続き、政府が先月から始めている補助金の効果と原油価格の下落が要因です。
補助金の支給額は段階的に引き上げられてきましたが、12日から当面の間は、上限の1リットルあたり10円となります。
価格を調査している石油情報センターは「補助金効果は一服感があり、今後は原油価格の変動が価格に影響してくる」と分析していて、来週の価格については、ほぼ横ばいで推移すると予想しています。