【参院選 2025】大学生主催 立候補予定者を招いた公開討論会 出馬表明4人のうち2人が出席 物価高対策などについて討論

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秋田 2025.06.25 18:15

参議院選挙の秋田県選挙区の立候補予定者を招いた公開討論会が、24日、行われました。

すでに出馬を表明している4人のうち2人が出席し、物価高対策などについてそれぞれの考えを述べました。

公開討論会は、秋田市雄和にある国際教養大学の学生が主催し、自民党の元参議院議員・中泉松司氏と、無所属で現職の寺田静氏の2人が出席しました。

同じく出馬を表明している参政党の新人・佐藤美和子氏と、NHK党の新人・本田幸久氏は、欠席しました。

中泉松司 氏
「鈴木健太新知事が個人的に応援したいと言ってくださったこと。これは本当にありがたいと思います。国政とのパイプ役として、そして農政に通じる者としてご期待をいただいたということで、まさにこれは新しい県政とひとつになって一緒になって取り組みを進めていかなければいけない部分に期待をいただいたと思います」

寺田静 氏
「参議院議員として何に取り組んできたのかと。現職ですのでそう問われる立場になりましたけれども、そう問われた時には、生活に伴う困難のひとつひとつの解消に丁寧に取り組んできた6年間であったと自信を持ってお答えをしております。これからもこうした課題について懸命に、県内で唯一の女性議員として取り組んでまいりたいと考えております」

出席した2人は、集まった市民や学生たちに、これまでの実績や強みなどをアピールしたほか、学生側が設けた、物価高対策などのテーマについてそれぞれの考え方を述べました。

中泉松司 氏
「あくまでこの給付というものが、それで終わりではないということをまずきちんと整理をしなければいけないと強く思っています。そういったところをきちんと皆さんにお話したうえで、この選挙戦を通しても皆さま方からどういったものを求められているのか。これ今少数与党という国会の中で、この参議院選挙が終わっても基本的には政党間で協議をして調整をして、ものを決めていかなければいけない」

寺田静 氏
「消費税を下げるということに関しては、法改正が必要だということで、時間がかかるということでありますから、給付金や、東京都で行われている光熱費に関する減免。また、生活者だけではなくて、個人事業主、事業者の方々も大変でありますので、こうしたところの社会負担料の軽減などを図って、賃金を上げていく、好循環をつくっていくということが必要ではないか」

参議院選挙の公示まで、26日で1週間。

事実上の選挙戦が始まっています。