全県少年野球 山本・琴丘が合同チームとして初優勝! 横手南は最終回にチャンスをつくるも及ばず 2チームは来月東北大会へ 秋田

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秋田 2025.07.28 17:46

中学野球の全県一を決める全県少年野球大会は、28日決勝が行われ、山本・琴丘が合同チームとして初めての優勝を成し遂げました。

去年秋の県大会を制した山本・琴丘の合同チームと、3試合を無失点で勝ち上がってきた横手南の決勝。

山本・琴丘は初回、ヒットと送りバントで1アウト2塁のチャンスに3番・珍田。

この大会当たっている珍田の11本目のヒットで先制すると、

続く4番・信太もセンターへのタイムリー。

この後も犠牲フライで初回から3点をあげます。

追う横手南は4回裏、フォアボールと内野ゴロでこの試合初めて得点圏にランナーを置き、4番・富永。

しぶとくセンター前に運び、2塁ランナーが生還。1点を返します。

それでも山本・琴丘は5回、6番・鈴木のタイムリーヒットなどで2点を加えると、

6回には、ノーアウト3塁2塁から2番・北林。

小技も絡めて、6対1とさらにリードを広げます。

最終回の7回、後がない横手南ですが、2アウトから粘ります。6番・黒沢、

7番・佐藤と2者連続ヒット。

さらに8番・米沢谷。

サードへのゴロとなりますが、執念のヘッドスライディング。

満塁のチャンスを作ります。

ここで山本・琴丘は、3番手の珍田に変わって、先発した背番号1の鈴木が再びマウンドへ。

最終回もゼロに抑えた山本・琴丘。

来年春の学校統合前最後の全県少年野球大会で、合同チーム初の優勝を成し遂げました。

琴岡中 鈴木颯介選手
「すごい信頼できて自分の後ろにも2枚ピッチャーがいるということで、思い切って投げることができました。東北大会でも1勝1勝、全力で戦って絶対に優勝します」

山本中 成田優斗主将
「もう少しレベルアップして、もっと強くなった自分たちを見せられるように頑張っていきたいです」

優勝した山本・琴丘と準優勝の横手南は、来月8日から秋田市のこまちスタジアムとさきがけ八橋球場で行われる東北大会に出場します。